2019年4月29日月曜日

練習報告 4月27日(土)

前半 大沢先生
 カムイの森でをパート練習後、合わせ。
 ソロはGW集中練習で決める予定。
 だんだん増える演出や男女の立ち位置を確認。


後半 山本先生
 AVE MARIA Ⅱ、SANCTUS、O quam suavis est を言葉の意味や発音、ブレスの場所を細かく指示。
 以前に配布した和訳を楽譜に書いてキリスト教ではなくても気持ちだけでもなりきりましょう。


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2019年4月28日日曜日

揺籠のうた

 第3ステージ、にほんのうたの1曲です。

 1921年に、北原白秋作詞、草川信が作曲した子守歌です。歌詞はこちらをご覧ください。サビに出てくる「ねんねこ」という言葉は江戸時代からわらべ歌に登場していたフレーズで、その言葉と「かなりあ」、「びわの実」、「木ねずみ(りす)」、と「黄色い月」を組み合わせた美しい世界観を、北原白秋が作り上げたものです。
 作曲家の草川信は、「夕焼け小焼け」や「汽車ポッポ」等の作品が知られており、バイオリン奏者らしい流れるような旋律と印象深いメロディーが多数あります。
 
 最近のお母さんたちが子守歌を歌っているかを調べた論文(2002年)があり、子供を寝かすときに唄を歌ったことがある人が87%だそうです。そして、どんな歌を歌うかという問いでは、1.江戸の子守歌 2.揺籠のうた、3.ぞうさん、4.七つの子、5.犬のおまわりさん、という順番だそうです。「揺籠のうた」は2位に入っていて、子守歌としてもスタンダードナンバーなんですね?!

YouTubeで評判が良い夏川りみさんのうたを貼っておきます。

2019年4月26日金曜日

グリーンエコー

 グリーンエコーという名前の合唱団が日本にどのくらいあるかネットで調べてみました。8つ見つけました。実際は、まだあるかもしれませんが、下記にご紹介させていただきます。
 もし、他のグリーンエコーの方でこのブログを見られたら、同じグリーンエコーのよしみで、常設のリンクを貼らせていただければと思います。下記連絡先または、このブログにコメントをいただければ幸いです。

連絡先メールアドレス:sagamidaigreenecho@gmail.com
 
 創立が古い団からいくと、最初は「混声合唱団大阪グリーンエコー」です。1948年創立で、今年70周年記念第61回定期演奏会を終えられました。
 2つ目は、名古屋の「混声合唱団グリーンエコー」です。1956年創立で、来年第61回定期演奏会を予定されています。こちらはTwitterにもアカウントがあるようです。こちらをご覧ください。
 3つ目は「福井大学グリーンエコー合唱団」です。およそ半世紀の歴史があるそうで、Twitterのアカウントがホームページのようです。
 4つ目は、鹿児島県霧島市の「混声合唱団グリーンエコー」です。1988年、二つの合唱団が合流されてグリーンエコーとなったそうです。
 5つ目は、広島県廿日市市の「混声合唱団グリーンエコー」です1995年創立で年3~4回のステージに立たれるそうです。
 6つ目は「混声合唱団尼崎グリーンエコー」です。創立23年(?)くらいの団で、Facebookのアカウントがホームページのようです。
 最後の2つは、ホームページはないようですがネットの記事としてあったので、ご紹介します。7つ目は「東京都渋谷区の女声合唱団上原グリーンエコーです。8つ目は、「千葉県市原市のいちはらグリーンエコー」です。両団とも詳細は不明ですが、名前だけご紹介させていただきました。
 
 当方、神奈川県相模原市にある「相模台グリーンエコー」です。1975年に創立し、今年第32回定期演奏会を開きます。詳細は合唱団の紹介をごらんください。同じ名前のグリーンエコーとして、今後ともよろしくお願いします。

6月16日(日)に予定されている第32回定期演奏会のチラシです。

2019年4月24日水曜日

Salve Regina

 第1ステージの最後の曲です。Salve Reginaはキリスト教聖歌で、訳すと「ごきげんよう、女王」となるようです。歌詞の訳はここを参照ください。

 宗教曲らしく美しいハーモニーとメロディアスな(私にはそう思える)流れるような曲です。和音構成が理論的に構築されており、現代曲でありながら正統派だそうです。そのせいか、2017年度全日本合唱コンクールの課題曲となっています。

 YouTubeで見つけた、アンサンブル大会に出られた家族でのアンサンブルのSalve Reginaを貼っておきます。

2019年4月23日火曜日

なつかしのヴァージニア

 第2ステージの最初の曲です。

 「なつかしのヴァージニア(Carry me back to old Virginny)」は、アメリカ南北戦争終結から間もない1878年に発表されたアメリカ歌曲です。歌詞はこちらをご覧ください。

 1940年から1997年まで、歌詞を一部変更した上でヴァージニア州の州歌として採用されていたそうです。歌詞の原文(英語)を見るとわかるのですが、darkey(黒いぼく)が、農場で主人のために毎日忙しく働いた。辛い労働の場所ではあったが、バージニアは私が生まれた土地、ここほど懐かしい場所はない。というしみじみとした曲です。
 そのため、かつての奴隷制度を思い起こさせるからとか差別用語があるからとかの異論があり、1997年に州歌でなくなったそうです。この地に生まれたトーマス・ジェファーソンのことや、シャーロッツビルの事件とか、調べれば調べるほど、アメリカを考えさせられる場所のようです。

 でも、私は、アメリカ民謡らしく明るくておおらかな感じと昔を懐かしむ旋律が好きです。演奏会ではすべて忘れ、アメリカン・オールディーズを楽しみたいです。

 増田順平さん編曲の合唱曲はなかったので、下記を貼っておきます。ゆるい感じをお楽しみください。

2019年4月22日月曜日

練習報告 4月20日(土)

 本日は大沢先生がお休みでした。
 
 午後6時~7時まで、男声のボイストレーニング。7時から女声も含めて練習開始で、8時までボイトレの酒井先生に聴いていただきました。部屋が1つのため、練習とボイトレがかぶったので今回は両方についてご報告します。

 
男声のボイトレ:酒井先生
 ・発声の「クセ」は問題ない。ただ、さらに上をめざすためにを考える。
 ・体の力を抜き、のどやあごに力を入れない。
 ・口角を上げ(笑うような表情をして)、のどを開ける。
 ・顔に表情を(山本先生を見習う)。目を吊り上げると高音が出やすい?!
 ・丹田のあたりを軽く引きあげ、胸をそると横隔膜が良く使える。
 ・上記姿勢でおなかから息を出す。なお、fもpも、息の量は同じ。
 ・最初「イ」の口で、地声でいいので、響きを前に持っていく。
 ・次に「オ」の口で発声。そうすると、後ろにこもらない声がでる。
  
練習報告:
前半:酒井先生&山本先生
「White Christmas」と「SANCTUS」を酒井先生に聴いていただきました。
 ・「White...」では、テナーの高音部分が上がりきっていない。
 ・有名な歌なので、気おくれ(?)して、声が出ないのか?!。
 ・もっと楽譜を見ないで歌えるようにして、自分で気分を盛り上げる。
 ・低音部で、男声全員が下を向いていた。ボイトレ時の姿勢を思い出す。

後半:山本先生(留意点のみ記述)
「SANCTUS」
 ・アカペラの歌い方に注意。特に、フォルテは宗教曲の範囲でありたい。
 ・移動ドでの、「レ」と「ソ」は高めに発声を。
 ・12小節からの歌詞をよく理解して歌う(グロリアの表情を)。
「野ばら」
 ・母音でそろえる(例、10小節の「め(え)」を)。
 ・最後の2小節はa tempoのあたりからrit(指揮者を見る)。
「O quam suavis est」
 ・テナーの2小節目の移動ドでのレは高く(※)。
 ・アカペラの音は自分でつくること(練習時は伴奏がつくが本番はない)。
 ・7~8小節はつなげる。12~13、20~21、48~49も同じ。


(※)ハ長調に見えるが実際はト長調なのでレになる。
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2019年4月21日日曜日

野ばら

 第2ステージ「古今西西 世界の名曲より」の1曲です。『古今西西』の題字は間違いではありません。本来なら東西からの名曲を選びたかったのですが、西洋の曲しか今回は紹介できないので 『古今西西』となりました。指揮者の先生の意志を尊重してあります(以前の演奏会でもあったそうです)。
 よく、他のところで良かれと思って「古今東西」になってしまう場合があるようです。グリーンエコーの第32回定期演奏会では「古今西西」が正解です。

 さて、「野ばら」はゲーテが詩を作り、シューベルトをはじめたくさんの方が作曲されているようです(150曲以上もあるとか)。今回はそのなかのウェルナー作曲のものを歌います。訳はこちらをご覧ください。近藤朔風の訳詞のなかの「野中のばら」と「荒野のばら」が交錯した歌詞で歌います。
 2番の歌詞で、「われは手折(たお)らん」と言って、「君を刺さん」と答えています。なかなか刺激的です。いろんな解説があるようですが、やはり男女の仲を言っているようです。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。詩そのものにゲーテの物語もあるようで、想像は尽きません。
 古い訳詞なので、勘違いが多いようです。「わらべはみたり」は「童は見たり」で、「蕨(わらび)はみたり」ではありません。また、「あかずながむ」は「飽かずながむ」で、「赤砂な噛む」ではありません。
混声合唱ではありませんが、NHK児童合唱団のものを貼っておきます。

2019年4月20日土曜日

5月の練習予定を更新

 5月以降の練習予定を更新しました。場所はまだ確定していない日もありますが、日程を中心に7月7日の相模原市合唱際までの練習予定を書いてあります。ご参照ください。
 
 4月20日(土)は、男声のボイストレーニングがあります。女声は19時からの練習開始(男声のボイトレ見学は可)。練習後に新役員会があります。
 場所はオオサワホールです。 5月2日(木)13:00~17:00、5月3日(金)13:00~17:00、および5月5日(日)13:00~17:00は5月の集中練習の日です。5月2日は大野南公民館、5月3日はオオサワホール、5月4日は南保健福祉センター、および5月5日は東林公民館です。全部の日で場所が違うのでご注意ください。なお、5月3日(金)は、練習後に演奏会実行員会があります。5月4日(土)は練習後に定期演奏会用プログラムの集合写真を撮る予定です。
 5月18日(土)は男声のボイストレーニングがあります。場所は東林公民館です。

 
 演奏会も近づき、下記のようにピアノ合わせがあります。
 5月03日(金)16:00~17:00 場所:オオサワホール
 5月25日(土)20:30~21:30 場所:オオサワホール
 6月01日(土)18:30~20:00 場所:オオサワホール

 6月08日(土)20:30~21:30 場所:オオサワホール
 6月15日(土)18:30~20:00 場所:オオサワホール
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2019年4月19日金曜日

「演奏会を楽しく」続き

 アンケート結果で、「シャッター音がうるさくて集中できなかった」というご指摘もあります。最近のコンサートでは、肖像権やら著作権がうるさくて、写真やビデオ撮影は禁止となっています。グリーンエコーの演奏会でも、添付のような挟み込みをして注意喚起を行っています。そのなかで「お客様個人による演奏中の写真撮影、録音、録画は固くお断り申し上げます」と書いてあるので、皆さまのご協力をお願いします。
 なお、演奏会場の中では、グリーンエコーの合唱団の関係者が写真やビデオ撮影(ホームページ等のため)を行っています。その関係者は、腕章のスタッフ証を付けていますので、わかります。2年くらい前から首からぶら下げるスタッフ証を付けたのですが、見えづらいせいかアンケート結果で同じような指摘を受けたので、腕に巻き付ける腕章にしました。今年も2人くらいは、腕章をした関係者が写真やビデオ撮影をするので、よろしくお願いします。
 毎年、演奏会の反省会で、アンケートの結果をもとに、上記のような改善を行っています。3年前には、アンケート結果の簡単なフィードバックをも行いました。このように毎年いただくアンケート結果は有効活用させていだいています。
 団員だけで演奏会運営をしているので、至らない点が多々あると思いますが、お気づきの点がございましたら、アンケート結果にご記入いただければ幸いです。

注意喚起のチラシは、演奏会プログラムの中に挟み込みをします。

2019年4月18日木曜日

「演奏会を楽しく」のために

 コンサートで、気になって集中できず楽しめなかったことってないですか?! 携帯が鳴ったり、ぼそぼそした話し声が聞こえたり、子供が泣き出したり、シャッター音が気になったり、等々いろいろあります。
 アンケート結果でご指摘があったのが、小さな子供の泣いたり騒ぎ出すことです。コンサートに小さな子供を連れてくるのは、小さな時からそういった雰囲気とか場所になじませたいのでとか、いやそれはマナー違反とか、ネット上でもいろいろ議論になっています。

 私たちの定期演奏会を行う「杜のホールはしもと」では、そういったお子様のために、『親子室』があります。1階の後方にあり、前方が窓で防音の部屋となっています。問題が起きそうな場合はぜひ、ご利用ください。なお、利用する場合は部屋の鍵をかけないようにお願いします(途中で利用したい親子連れもいるので)。
 また、 1階席後方のドア付近や2階席後方のドア付近の席もお勧めです。

 聴いて良かった、楽しかったと思える演奏会にしたいので、皆さまのご協力をよろしくお願いします。

 下記は、当日入口ドアに貼る予定のご案内です。

2019年4月17日水曜日

あと2か月

 相模台グリーンエコーの第32回定期演奏会まで、あと2か月を切りました。定期演奏会は下記のように、杜のホールはしもとで、6月16日(日)に開催されます。

 今回は、ハーモニーがすばらしい現代の宗教曲、「ホワイトクリスマス」や「野ばら」等の世界の名曲、「雨降りお月さん」や「月の沙漠」等の日本の童謡、および北海道の自然や動物や神を歌った「カムイの森で」です。詳細はここ(練習中の曲)をご覧ください。みなさんご存知の曲が多いので、コーラスにあまり関心のない方でも、楽しんでいただけると思います。ぜひ、定期演奏会にお越しください。
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2019年4月16日火曜日

カムイの森で(その2)

 ブラキストン線を知っていますか?

 ブラキストン線とは、津軽海峡を東西に横切る(本州と北海道を分ける)動物相の分布境界線である。イギリスの動物学者のトーマス・ブレーキストンが提唱した。ブラキストン線は、ヒグマ、エゾシマリス、ヤマゲラ、シマフクロウ、などの南限となっている。
 
 ブラキストン線を境に、違った世界があるようです。その想いが作曲家の廣瀬量平さんにもあるのでしょうか?!「カムイの森で」の冒頭で、歌詞を見た廣瀬量平さんが下記のように記述しています。
 「...(略)...日本本土とはまったくちがった森のたゝずまい、いわゆるブラキストンライン以北の地域の植物や動物のありさま、風や空気の感触やら、木もれ日のまぶしさまでが、いきいきと目の前によみがえってきた...(略)...」

 私は19歳のとき、名古屋から札幌に移り住みました。そこでできた友達(九州指宿出身)が、「ブラキストン線を越えてきたから、ひぐまやエゾシカのように、同じ人間でも今までとは異なる人間にならないと!」と言っていたのを思い出しました。そのくらい、北海道は異次元の世界だったのですね?!

 ということで、「カムイの森で」は、ブラキストン線の北側(北海道)の動物を歌っています。自然も、動物も、神の世界観も違う、「カムイの森で」を、ぜひ定期演奏会でお楽しみください。
 
 YouTubeは、「カムイの森で」の後半です。「クマゲラ」、「シマフクロウ」がでてきます。

2019年4月15日月曜日

練習報告 4月13日(土)

前半
◎ なつかしの ヴァージニア
p-12 ;3段目のフェルマータはSopranoのみである。
     ;3段目mf以降から4段目最後までは、BassパートはTenorパートを歌う。

p-13 ;2段目のritは取り消し。
◎White Christmas
p-100 ;3段目のtreeはトウリーではなく、品よくツウリーとする。?
p-101 ;1段目Bから4小節の始まりまでは、スラーが掛かっているのでなめらかに歌う。
p-102 ;3段目最後の「be_white」は息を廻して音が下がらないようにする。

◎Stardust

後半
◎クマゲラのうた
男声/女声に分かれて練習後全体で合わせた。
p-38 ;AからのBass,Tenorの舟を漕ぐ掛け声は29小節以降のSoprano,Altoのメロディーを妨げない程度の力強さを保つ事。
p-40 ;44小節のpはカムイの船が遠ざかったイメージで歌うが、力強さは失わないという気持ち。
p-43 ;66小節以降の最後はデイミニュエンドで終わる。

◎シマフクロウのうた
 シマフクロウのシマはIslandの島ではなく、Stripeの縞の意味との事である。
p-48上段のエンドに出てくるアツシとはアイヌの人々が纏う布の意味との事。

p-49 ;C以降のSopranoの「ホイ」の掛け声は同じ高さで歌う。
p-52 ;繰り返される「わるいカムイたち」のフレーズは「・・・・・・たち」を弱めて歌う事で、イタチにならないように注意する。


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2019年4月14日日曜日

カムイの森で(その1)

 今年の演奏会の最終ステージ(第4ステージ)は、「カムイの森で」です。
 
 『カムイ』は、アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のことです。日本語の「カミ」と同様、「霊」や「自然」と表現されるようです。ということで、北海道の雄大な自然と動物である神がいきいきと歌われています。「ヒグマ」、「シマリス」、「コノハズク」、「クマゲラ」、および「シマフクロウ」が活躍します。
 歌詞は残念ながらネット上になかったので、リンクを貼れません。歌詞カードを楽しみに演奏会に来ていただければと思います。

 
 さて、作曲家の廣瀬量平さんを簡単に紹介させていただきます。1930年函館に生まれ、北海道大を卒業後、東京芸術大の作曲科に入学し卒業、京都芸術大の教授に、さらにザルツブルク・モーツァルテウム音楽院講師、国立音楽大学講師、東京芸術大学講師等を務めました。2008年没。 

 YouTubeに上がっていた、混声合唱曲を貼っておきます。「ヒグマ」、「シマリス」、「コノハズク」の前半3曲が入っています。

2019年4月12日金曜日

今年の公開練習は7月20日

 グリーンエコーの今年の公開練習は7月20日(土)です。

公開練習とは、「興味はあるけど、なかなかきっかけが...」、「一人でいきなりは入りにくいし...」など、もう一歩を踏み出せないままの方のため、一度限りの見学会のようなものです。見学したからといって入会は必須ではありませんので、どうぞお気軽におこしください。中学生から高校生、大学生、社会人、主婦、無職、家事手伝い、リタイアしたシニアまで、老若男女、すべての方々が対象で、合唱経験も問いません。ちなみに、昨年は9人、一昨年は6人の参加がありました。
 
 なお、時間は午後7時から9時半までで、場所は相模大野のオオサワホールです。


 この時期に入会されると、来年の演奏会に向けての曲の練習を始めたばかりなので、スムーズにグリーンエコーでの合唱のスタートができます。まだまだ先の話ですが、ぜひスケジュールに入れていただくと嬉しいです。
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2019年4月10日水曜日

文化芸術発表・交流活動支援事業

 「相模台グリーンエコーの第32回定期演奏会」が平成31年度相模原市文化芸術発表・交流活動支援事業に採用されました。相模原市から、「文化芸術の向上を意識して取り組まれる事業」、「市の文化振興を意識した事業」、「団体の特性を生かし、創造的な事業」等々として認められたことになります。補助金もいただけるようなので、ますます練習も頑張らなくては!

 定期演奏会のチラシにも表記させていただきます。ただ、チラシにはいろんなバージョンがあり、第1版は「表示なし」、第2版は「支援事業申請中」、最後の第3版で「交付事業」(下記参照)と表記してあります。皆さんのお手元にあるチラシはどのバージョンでしょうか?!

2019年4月9日火曜日

月の沙漠

 第3ステージの最後の曲です。
 月の沙漠(つきのさばく)は、詩人である加藤まさをの作品の一つで、1923年(大正12年)に発表され、それに作曲家の佐々木すぐるによって曲を付けらた童謡です。歌詞はこちらをご覧ください。
 
 モチーフとなった場所は、2か所の説があります。千葉県夷隅郡御宿町の御宿海岸(月の沙漠記念館がある)説と、静岡県焼津市(旧大井川町)の吉永海岸説です。前者は、加藤が結核療養のために訪れた場所で、後者は加藤の出生地の近くで幼少時代に遊んだ場所です。その他、いろいろあるようですが、結局はこの唄の聴き手の判断に任せるしかないでしょうとのことです。

 1965年に朝日新聞記者本多勝一のインタビューがあり、その中でいろんな矛盾点が指摘されています。「乾燥した砂漠で、月が朧にけぶることはない」、「砂漠では水を運ぶのに皮袋を使う。金属の甕では水が煮立ってしまうため」、「王子と姫が二人だけで旅をしていたら、たちまち山賊に略奪される」等々。
 私もこの記事を読んでおり、沙漠は厳しい自然環境で、こんなロマンチックな情景はないんだと、子供ごころに納得した記憶があります。ただ、それでもこの詩は、好きです。男女でラクダにまたがり歩く姿や、月夜の美しさ、荒涼とした砂漠の情景、こころの奥底にある気持ちをくすぐられます。

 寺嶋陸也さん編曲の合唱曲は、YouTubeに上がっていないので、倍賞千恵子さんのものを貼っておきます。

2019年4月8日月曜日

練習報告 4月6日(土)

 第一ステージの曲目順番が発表されました。黒ホルダーに挟みます。サイズが異なるので各自工夫する。①サンクトス②アベマリアⅡ③オークワム④サルベジーナ
 サルベジーナで盛りあげる。サルベジーナを合わせました。
 教会から追い出されない歌唱力をつける。ラテン語をなりきって歌う。鼻ぺちゃも奥目でないモンゴロイドもそれなりのイメージで奏でる。
 アベマリアをYピアニストに合わせて唄いました。
 

 大沢先生ステージはカムイの森から、シマリス、ひぐま、このはづくを合わせてました。くまげら、しまふくろう。来週に続く。
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2019年4月7日日曜日

今年のチケット

 今年の定期演奏会のチケットができ、昨日の練習日に配布されました。正確にいうと、配布ではなく、団員が一定枚数を購入(団員の演奏会負担金)したことになります。

 さて、そのチケットですが、下記のようになります。今年は、バックの色を単色のべたにしないで、淡い青色の小さな「Sagamidai Green Echo」の文字で埋めてみました。淡い青色にしたのは、演奏会の日(6/16)が梅雨の真っただ中なのを考慮しました。遠くから見ると、霧雨のような感じも出しています。人知れず頑張ったので、ここで告白させていただきます(笑)。
 
 今年も、団員の方からチケットをもらう方(または購入される方)もいると思いますが、ぜひ来場されることを期待しています。もちろん、当日券もあるので、このホームページをご覧になり、エコーのハーモニーを聞きたいという方も大歓迎です。

チケットの表面です。
下は裏面です。

2019年4月6日土曜日

シニアで歌おう会 練習報告

 久々に「シニアで歌おう会の練習報告をします。昨年10月以来の報告ですが、まだまだ続いています。昨日(4月5日(金))は、相模大野の南保健福祉センターの情報交換ルームで、14:00~16:30まで行いました。参加は先生を含めて5人でした(1人欠席。一番最後に写真を貼っておきます)。

 練習内容は、下記のとおりで、山本先生の教え乞い、プロフェッショナル・アマチュアの男声を目指します。

 前半:
 「カムイの森で」から、シマリスのうた、ヒグマのうた、クマゲラのうた、およびシマフクロウのうた、を歌いました。部分的に、リズムがとれないところや、歌いだしの音がとりにくいところを、中心に行いました。

 後半:
 「Salve Regina」と「なつかしのヴァージニア」を、歌いました。

2019年4月5日金曜日

O quam survis est

 次回演奏会の第1ステージの曲です。

 日本語にすると「主よ、何と甘美なことでしょう!」だそうです。
 第1ステージは恒例のアカペラの宗教曲です。2010年以降は、必ずミサ曲とかモテットとかが第1ステージになっています(過去の演奏履歴ここを参照ください)。
 
 この曲の素晴らしさは、そのハーモニーにあります。Ivo Antogniniさんが作曲されました。ここに、Ivo AntogniniさんのTwitterのアドレスがあるので、ご本人をご覧ください。もともとはジャズピアニストで、クラシックも学び、このような宗教曲も作曲されるそうです。昨年は来日され、全日本合唱コンクールの審査員や、東京都合唱連盟のモデル合唱団の指導や講演もされたようです。
 「Ivo Antogniniさんのつくる和音には祈りを感じるので尊敬して…」とおっしゃる方がいるそうで、そのくらい綺麗なハーモニーです。下記に男声4部合唱ではありますが、YouTubeにあったものを貼っておきます(混声4部と同じ楽譜で、ソプラノのパートを男声のカウンターテナーが歌っているようです)。一度お聴きください、すばらしいハーモニーです。われわれもこのように歌えるよう、頑張ります。

2019年4月4日木曜日

練習報告 3月30日(土)

前半は山本先生で
O Quam Suavis Estをloと歌詞で 
Ave MariaをYさんのピアノと共に歌詞で練習しました。


後半は大沢先生で
ヒグマのうた、シマリスのうたをloと歌詞で練習しました。


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2019年4月3日水曜日

今後の練習予定

 今後の練習予定を更新しました。場所はまだ確定していない日もありますが、日程を中心に6月16日の定期演奏会までの練習予定を書いてあります。ご参照ください。
 
 4月6日(土)は、練習後に演奏会実行委員会があります。場所はオオサワホールです。
 4月20日(土)は、男声のボイストレーニングがあります。女声は19時からの練習開始(男声のボイトレ見学は可)。練習後に新役員会があります。場所はオオサワホールです。
 5月2日(木)13:00~17:00、5月3日(金)13:00~17:00、および5月5日(日)13:00~17:00は5月の集中練習の日です。5月2日と5日は場所がまだ未定です。5月3日の場所はオオサワホールです。なお、5月3日(金)は、練習後に演奏会実行員会があります。
 5月18日(土)は男声のボイストレーニングがあります。場所は東林公民館です。

 
 演奏会も近づき、下記のようにピアノ合わせがあります。
 5月03日(金)16:00~17:00 場所:オオサワホール
 5月25日(土)20:30~21:30 場所:オオサワホール
 6月08日(土)20:30~21:30 場所:オオサワホール

写真は恩田川の桜です。4月2日(火)で満開でした。

2019年4月2日火曜日

ペチカ

 次回演奏会の曲のご案内を再開します。今回は「ペチカ」です。

 「ペチカ」は、1924年(大正13年)の南満洲教育会の教科書に掲載された日本の童謡です(ロシアの民謡ではない!)。作詞は北原白秋、作曲は山田耕作、寺嶋陸也編曲のものを歌います。歌詞はこちらをご覧ください。

 「ペチカ(ペーチカ)」とは、レンガなどで造られた暖炉の一種です。では、「楽しいペチカ」ってなんですかね?! 最近ではエアコンが多くなり、直接「火」を見ることがなくなってきました。学生時代、沢登りした際に必ず焚火をしました。暖かい炎を見ると安心するんですよね。これって、人類が洞穴に住んでた頃のかすかな記憶なんでしょうか!?
 さて、歌が作られたのは100年ほど前の満州です。そのころは、ペチカの燃え上がる炎を見つめながら、家族や親しい人と談笑してたのでしょう。「楽しいペチカ」=「赤々と燃える火が見える暖炉を囲んでの楽しい談笑時間」だったようです。こころが暖まるような曲として歌いたいですね。

 余談ですが、2番の歌詞の中で「 くりやくりやーと呼びましょ」とあるのは何のことでしょうか?! 
 ネット上に回答がありました。「栗や栗や」で焼栗を売る物売りを呼ぶ声だそうです。「贈れや(くれや)」とか、「厨(くりや)」とか、「庫裏(くりや)」ではありません。名物の焼き栗売り等の満州情緒を取り入れた歌だったのです。

 寺嶋さん編曲の「ペチカ」はYouTubeにはないので、デュークエイセスのものを貼っておきます。