7月のからの練習再開のイメージを「ふるさとの実家の外灯をつける」と考えます。
合唱をやってる方なら誰しも、以前のように歌えるのかという恐怖と、合唱活動が忘れられてしまうのではないかという恐怖があります。
一方で、合唱活動自体が常に感染リスクと隣り合わせの活動であり、自分も無症状感染者になる可能性があると考えると、大切な仲間を感染させてしまうことだけは避けたい。その心配にそった活動である必要があります。
活動再開はそうした思いの中での決断です。この判断に絶対の正解はありません。
グリーンエコーの練習再開のイメージは、いわば「ふるさとの実家の外灯をつける」ようなもので、少なくても私たちはここにいるよと伝えるぐらいの意味合いで受け止めてください。先のゴールを今は決めずに、まず、声を出し、歌うという日常を確認する場です。結果として1~2名の参加でも当然だと思います。でも、メンバーが参加したいと思ったときに、帰れる場所があるよという灯をつけておきたいのです。
7月4日からの練習再開は、早すぎる判断だったのではないかとの迷いがあります。でも、毎週土曜に活動をしている仲間がいるという情報によって、自分も周囲がおちついたら、またご自身の中でそろそろ行けるかなぁと思ったときに、参加できる場を作っておきたいのです。「実家の外灯がついている。アッ、あそこに会いに行ける家族がいるんだ」と思える感じでしょうか。
どのタイミングであっても、全員一斉に心から迷いなく参加を決められるのは難しくて当然だと思います。また、仕事や学校ではないので、不安を押してでも出勤せねばならぬというものでもありません。参加の判断がバラバラなのは当然です。でも、仲間と歌いたい、活動をしたいと思ったときに、集う場所が用意されていないのは残念です。そのための場所なんだとお考え下さい。
くれぐれも参加は義務ではありません。練習に参加できないことをご自身でも責めないでください。
一方で、早く歌いたい。思いを歌に乗せて伝えたいとお考えの方は、ここで、皆さんが帰ってくるのをゆっくりと待ちましょう。そして、戻ってきた仲間が不安なく歌えるよう、環境も技術も取り戻しておく、そんなつもりで再開をしていこうと思っています。