第1回目は”古今西西(※) 世界の名曲より”のステージで歌う「ホワイト・クリスマス」です。
「ホワイト・クリスマス」とは、古風なクリスマスの情景の思い出を歌ったアーヴィング・バーリン作詞・作曲のクリスマスソングである。ビング・クロスビーが歌ったバージョンは、歴代で最もよく売れたシングルとされている(ウィキペディアより)。
歌詞の訳はここをご覧ください。懐かしいようで、優しい幸せなほのぼのとした風景が想像できます。
なお、この曲には下記のような冒頭の省略部分があります。
The sun is shining, the grass is green,
The orange and palm trees sway.
There's never been such a day
in Beverly Hills, L.A.
But it's December the twenty-fourth,—
And I am longing to be up North—
そうなんです、この歌は、雪がまったくないロサンゼルスで作られているのです。懐かしい北部のホワイト・クリスマスの夢を見ながら。
だから、「ホワイトクリスマス」は、幸せな原風景、郷愁、物憂げな雰囲気、懐かしさ、夢見る気分、優しい酔ったようなリズム、それらが一体になり、われわれの心の琴線に触れるので、永く歌いつがれているんですね。
歌が世に出た第2次大戦下のアメリカで大きな共感を得て爆発的にヒットしたのも理解でき、今でもクリスマスソングの定番なのもうなずけますね。
定期演奏会の時期は6月ですが、われわれも懐かしい幸せな原風景、郷愁、物憂げな雰囲気、夢見る気分、等々を想像して歌いたいものです。
今日は12月24日、クリスマスイブ。ビング・クロスビーの歌ったバージョンをここに貼っておきます。お楽しみください。
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