グリーンエコーの演奏会では、プログラムの冊子のなかでステージ紹介(曲目解説)をしています。指揮者の先生の手書きの解説書です。他の演奏会では、曲目を書いてあるだけで、内容まで解説しているところはほとんどないようです。
私見ですが、指揮者の先生の、作詞者、作曲者、および編曲者に対する真摯な畏敬の念を感じます。また、音楽に対する先生の真剣な取り組み、合唱に対する情熱さえも感じられます。手前味噌な話ですが、私はこういった指揮者の先生の規範が好きです。
今回も、本来なら、定期演奏会にいらっしゃった方だけにお渡しするプログラムの内容なのですが、第32回定期演奏会の一部をご紹介したいと思います。山本先生が投稿された、下記をご覧ください。全部を読みたい方は、ぜひ、定期演奏会においでください。
第2ステージ 古今西西 世界の名曲より、
「野ばら」は野原に咲いている可憐な野ばらを、拒否されたにも拘わらず手折ってしまった。と言う内容の詩だが、これにはゲーテの若き日の出来事が深くかかわっている。健康を損ねたゲーテは自然豊かな郊外の村で牧師の娘と出会い、恋に落ちた。やがて可憐な娘を傷つけ、捨てることになる。彼女が純真そのものだったのでゲーテの罪悪感は大きく、それが生涯に亘って彼の作品の源になったと言われている。
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