2019年4月23日火曜日

なつかしのヴァージニア

 第2ステージの最初の曲です。

 「なつかしのヴァージニア(Carry me back to old Virginny)」は、アメリカ南北戦争終結から間もない1878年に発表されたアメリカ歌曲です。歌詞はこちらをご覧ください。

 1940年から1997年まで、歌詞を一部変更した上でヴァージニア州の州歌として採用されていたそうです。歌詞の原文(英語)を見るとわかるのですが、darkey(黒いぼく)が、農場で主人のために毎日忙しく働いた。辛い労働の場所ではあったが、バージニアは私が生まれた土地、ここほど懐かしい場所はない。というしみじみとした曲です。
 そのため、かつての奴隷制度を思い起こさせるからとか差別用語があるからとかの異論があり、1997年に州歌でなくなったそうです。この地に生まれたトーマス・ジェファーソンのことや、シャーロッツビルの事件とか、調べれば調べるほど、アメリカを考えさせられる場所のようです。

 でも、私は、アメリカ民謡らしく明るくておおらかな感じと昔を懐かしむ旋律が好きです。演奏会ではすべて忘れ、アメリカン・オールディーズを楽しみたいです。

 増田順平さん編曲の合唱曲はなかったので、下記を貼っておきます。ゆるい感じをお楽しみください。

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