2019年4月14日日曜日

カムイの森で(その1)

 今年の演奏会の最終ステージ(第4ステージ)は、「カムイの森で」です。
 
 『カムイ』は、アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のことです。日本語の「カミ」と同様、「霊」や「自然」と表現されるようです。ということで、北海道の雄大な自然と動物である神がいきいきと歌われています。「ヒグマ」、「シマリス」、「コノハズク」、「クマゲラ」、および「シマフクロウ」が活躍します。
 歌詞は残念ながらネット上になかったので、リンクを貼れません。歌詞カードを楽しみに演奏会に来ていただければと思います。

 
 さて、作曲家の廣瀬量平さんを簡単に紹介させていただきます。1930年函館に生まれ、北海道大を卒業後、東京芸術大の作曲科に入学し卒業、京都芸術大の教授に、さらにザルツブルク・モーツァルテウム音楽院講師、国立音楽大学講師、東京芸術大学講師等を務めました。2008年没。 

 YouTubeに上がっていた、混声合唱曲を貼っておきます。「ヒグマ」、「シマリス」、「コノハズク」の前半3曲が入っています。

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