2019年4月16日火曜日

カムイの森で(その2)

 ブラキストン線を知っていますか?

 ブラキストン線とは、津軽海峡を東西に横切る(本州と北海道を分ける)動物相の分布境界線である。イギリスの動物学者のトーマス・ブレーキストンが提唱した。ブラキストン線は、ヒグマ、エゾシマリス、ヤマゲラ、シマフクロウ、などの南限となっている。
 
 ブラキストン線を境に、違った世界があるようです。その想いが作曲家の廣瀬量平さんにもあるのでしょうか?!「カムイの森で」の冒頭で、歌詞を見た廣瀬量平さんが下記のように記述しています。
 「...(略)...日本本土とはまったくちがった森のたゝずまい、いわゆるブラキストンライン以北の地域の植物や動物のありさま、風や空気の感触やら、木もれ日のまぶしさまでが、いきいきと目の前によみがえってきた...(略)...」

 私は19歳のとき、名古屋から札幌に移り住みました。そこでできた友達(九州指宿出身)が、「ブラキストン線を越えてきたから、ひぐまやエゾシカのように、同じ人間でも今までとは異なる人間にならないと!」と言っていたのを思い出しました。そのくらい、北海道は異次元の世界だったのですね?!

 ということで、「カムイの森で」は、ブラキストン線の北側(北海道)の動物を歌っています。自然も、動物も、神の世界観も違う、「カムイの森で」を、ぜひ定期演奏会でお楽しみください。
 
 YouTubeは、「カムイの森で」の後半です。「クマゲラ」、「シマフクロウ」がでてきます。

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